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  • 執筆者の写真marina

ハーブは、体にどう良いの?

更新日:2020年5月7日

長い間、天然のお薬として愛されてきたハーブ。

そんなハーブは、なんとなく体に良いと思っている方も多いと思います。

今回は、どのように?なぜ?良いのかを少し詳しくお伝えしたいと思います。



ハーブの有効成分が体にもたらせてくれる作用は多く、効果もそれぞれです。

1つのハーブ=1つの効果ではないところが魅力であり、難しい点でもあります。

奥深いハーブを一つずつ理解していくプロセスを、ゆっくり楽しみましょう。


5つの代表的な働き


①抗酸化作用

②生体防御機能の調整

③抗菌・抗ウイルス

④薬理作用

⑤栄養素の補給


多くのハーブが5つの機能をもっています。


①抗酸化作用:

細胞の酸化を抑えてくれる作用で、アンチエイジングとも言われます。植物は常に光合成をしていますので、紫外線による老化を防ぐために抗酸化物質を作り出します。私たちはハーブが作ったこのありがたい物質を、体に取り入れさせてもらいます。


②生体防御機能の調整:

私たちの体と心は、1自律神経系、2内分泌系、3免疫系という3つの系統が良く働くことにより健康が保たれます。この機能を調整するのが、免疫賦活作用、神経の鎮静作用、ホルモン分泌の調整作用などです。


③抗菌・抗ウイルス:

外で生きる植物は、様々な病原菌のなかで強く生きる術を知っています。ハーブには、植物が菌と戦う成分がたっぷり。ハーブティーでうがいをするだけでも風邪を防ぐのにはオススメです。


④薬理作用:

古来よりハーブは、炎症を抑える、痛みを和らげる、また痙攣を止めてくれるものなどとして愛されてきました。アスピリンなど、私たちが病院から処方してもらって飲むようなお薬は植物の一部の成分由来のものです。


⑤栄養素の補給:

ビタミン、ミネラル、食物繊維などは私たちに欠かせない栄養素です。十分に摂取することで、病気になりにくい体と心で毎日を過ごすことが出来るでしょう。



この5つの他にも、ハーブの作用はたくさん存在します。

ハーブには薬事法の関係もあり、表向きに効果をアピールできない事情もありますが、

作用のお名前を少しご紹介させて頂きますね!


作用名

緩下:便通を促す

緩和:緊張を和らげる

強肝:肝臓の機能向上

強壮:体を活性化、元気に

駆風:腸のガスを排出

健胃:胃の働きを高める

抗鬱:気分を明るく、抗鬱を軽く

抗菌:菌やウイルスの繁殖を防ぐ

抗酸化:細胞の老化防止

興奮:精神の高揚

催乳:母乳の出を良くする

消炎:炎症を抑える

消化機能促進:胃腸の働きを高める

浄血:血液を綺麗に

創傷治癒:傷の治りを高める

代謝促進:新陳代謝を活性化

鎮痙:筋肉の緊張をほぐす

鎮静:神経系を鎮める

鎮痛:痛みを和らげる

粘膜保護:粘膜を守る

発汗:汗を出す

ホルモン調節:ホルモン分泌調節

免疫賦活:免疫機能UP

利胆:胆のうの働きを高める

利尿:尿の出を良くする


ぜひ、ご参考にしてみてくださいね!






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