【第1回まめ知識】ハーブとは?
************************************************************************** 【第1回】 ハーブの基本の定義 **************************************************************************

【ハーブって何?】
Bonjour! Rosy(ロージー)よ。
今日はハーブの定義をお伝えするわ。
もし、あなたが「ハーブって何?」と小さい子に聞かれたら、どのように答えるかしら? 薬草?香草?スパイス?もしくは、毒?
よく考えてみると、私たちの暮らしのさまざまな場面に登場するハーブは毎日の暮らしの中で色々な姿になっていることがわかるわ。
お料理に使うハーブ、ハーブティー、ポプリ、アロマなど・・・
ハーブという言葉自体の語源が、ラテン語の「草」を意味する言葉「herba(ヘルバ)」に由来しているのよ。
そこで、“ハーブ”と呼ばれる上での簡単なポイントをご紹介するわ!
1.香りがある
2.草本である
3.暮らしの役に立つ
4.古代オリエントを発祥の地とする
もちろん例外はあるものの、こうしてハーブの定義を改めて知ってみることで、
毎日の暮らしととても関係のある植物であることが分かるわね。
ちなみに、何をハーブと呼び、何をスパイスと呼ぶかは、地理、歴史、その当時の輸送手段などによって異なるわ。料理をされる方は、花や葉と、樹皮、種子や種のように、使う植物の部位により区別することも。
例えば、シナモンはハーブというよりもスパイスと捉える人が多いのではないかしら?
それもそのはず。大航海時代まで、シナモンは温暖なヨーロッパでは育ちにくく遠く離れた原産地からラクダの荷の一つとして運ばれてきたものだったの。荷物運搬をスムーズに軽量化するために、香りが良くて丈夫な部分(木の内側の皮)のみ運ばれてきたというのは理解できるわね。でも実は、南アジアの食卓では今でもシナモンの木から取れる葉がハーブの一つとして使われていたりするそうよ。
このように、私たち人間とハーブにまつわる物語は実は多く存在します。
食と医療、民族や争いごとに至るまで、ハーブに関係する驚きの歴史やエピソードも皆さまにご紹介をしていくわね。
Love,
Rosy