今日から始める!妊活の教科書⑤妊娠適齢期。34歳までと35歳からの体の違いとは?

妊娠適齢期は一般的には20ー34歳と言われています。
34歳までの体の状態と35歳からの違いを理解することが実はとっても大切。
35歳からは受精卵となる健康な卵子がいちじるしく減っていくことから、
なかなかタイミングを合わせても妊娠が難しくなってしまいます。
卵子の減少だけでなく、体全体の老化と連動して卵子も老化し、
黄体ホルモンが分泌しづらくなってきます。
もちろん、個人差はありますが、体の機能として老化は避けられません。
自分らしいライフスタイルをおくるのが一番ではありますが、
流産や妊娠中のトラブルをなるべく避けるために早めに体の状態を整えて準備万端でいることをおすすめします。
女性の卵子の減少を数字で見ていきましょう。
・生まれた時:200万個
・思春期:20−30万個
そこからさらに毎月1つずつ減っていきます。
卵子の絶対数を増やすことはできませんが、状態を良くすることはライフスタイルを整えることによって可能になります。
実は、老化は女性だけでなく男性にも当てはまることもわかってきています。
男性の場合、40歳頃には質の低下が見られます。テストステロン自体は30歳頃から低くなります。
条件として、一度に2ml以上、2000万以上の精子のうちの半分以上の運動率であることが挙げられます。また、これらの条件も食事や睡眠、ストレスなどが大きく影響してきます。
焦ることは逆効果になってしまうので、
ご自身のペースで、なるべく早めの行動を心がけるようにすることが大切になるでしょう。